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『ぎっくり腰』はよく季節の変わり目に起こりやすいと言われています。ドイツ語では『魔女の一撃』とも言われています。

また一種の『筋痙攣状態』＝『足が攣ってしまった時のようなもの』とも言われております。

症状は様々で重度の場合、立ち上がることすらままならない方から、軽度ですと動けはするけど痛みで動作がぎこちない方まで幅広いです。

原因は腰部の筋肉へ過剰に負担がかかった事や股関節周辺の筋肉の硬さなどの筋肉由来のものから仙腸関節炎の炎症に伴うもの。また腰部椎間板ヘルニアや坐骨神経痛、脊柱管狭窄症などの神経的なものが原因で起こる痛みなどがあります。

治療法はできるだけ動かすことが推奨されています。

『安静にしていた群』と『動かしていた群』では、改善期間に明らかな優位さがなかったとの報告がある事から、なるべく動けるのであれば動ける関節や筋肉を動かしていった方が良いとのことです。

しかし、重度のぎっくり腰は動くのも困難なため、安静にするのも１つの方法かと思います。

コルセットは出来るだけ使用は避けたいです。なぜなら本来筋肉で作ってほしい『腹圧』をコルセットに依存することで痛みを軽減させるものだからです。

コルセットを常時使用している方は体幹部の筋力低下が報告されていたり、圧による体幹部の筋肉同士の癒着も問題になっております。

しかしこれも痛みが重度の時や、どうしても仕事が休めない場合などは、状況に応じて使用して行きましょう。